Sorry About

前十字靭帯再建のリハビリと、日々のこと

映画のはなし

ファイト・クラブで描かれている暴力のメタファー

90年代を代表するカルト映画のひとつである『ファイト・クラブ』。理解したくないけど、理解できる。吐きそうなほど嫌悪するのに、共感する。そんな相反する感情が共存する作品でした。

繰り返されるテーマが美しくて怖い、傑作タクシー・ドライバー

鑑賞済みのマーティン・スコセッシの映画で一番古いものは『救命士』だったと思う。ニコラス・ケイジの疲弊しきった顔と狂っていく演技になんとも言えない気持ち悪さを抱いたのを強く覚えている。 『タクシー・ドライバー』も同様に、若き日のロバート・デニ…

仕事で中堅の立場になってみたキューティー・ブロンドはただのキラキラ映画ではなかった

キラキラする女子としての魅力を持ちながらもすごい努力家、さらにどこまでもポジティブで、どこまでも人を思いやれる主人公エルは30代の今だからこそ見習うべきキャラクターかもしれない。

気持ちの良い5月が似合う映画、ショーシャンクの空に

アンディの様になりたいと思うし、レッドの様にもなりたいと思う。ひねくれている訳でもなくて、それでいて大げさな勧善懲悪の話でも、感動の押し付けでもない。ショーシャンクの空にをみた感想

子供の夢がつまったグーニーズを大人になって観たはなし

CGなのかセットなのかの境界もわからないほど、昨今の映画の特殊効果はすごいですが、小さい時に観た特殊効果を使った映画というと、どうもこのグーニーズみたいな感じを想像します。 しかしこのグーニーズ、記憶の中で宝探しの冒険劇というイメージはあるけ…

ケトル映画リスト

太田出版から発行されている雑誌ケトル。興味がる特集だと思わず買ってしまう雑誌の一つです。ちなみに最新の48号は渋谷系大好き特集です。エモい。 他にもウディ・アレンや松本清張、ブレードランナーからテレビ東京まで特集の幅が広いので本当に楽しい。 …

犬ヶ島をみてきた

ウェス・アンダーソンの映画が久しぶりに公開。しかもストップモーションアニメ。その上日本が舞台ときたら、映画館までえっちらこっちら足を運んでしまうわけです。 肝心の犬ヶ島はといえばブラックユーモアに溢れたウェス・アンダーソンらしいスンバラシー…