ACL再建手術 入院3日目/術後2日目
術後2日目、消灯から起床までほぼぐっすり、痛みもなくスッキリ起きれて朝からちょっといい気分。
この日から松葉杖で自立して出歩けるようになり、トイレも好きなタイミングで行けるようになりました。
自分以外の入院患者はほぼお年寄りということもあり、松葉杖でスタスタトイレに行くだけでも「若いから回復早いね!さすが!」と褒められてちょっといい気分。
私がいた病室は、手術前後や、急性期の患者が滞在する大部屋のようで、長期的にリハビリ・療養する人は別フロアの地域包括ケア病床に転室する模様。
なので同室のおばあちゃま方も腕の骨折だったり、手の手術後だったり、老人ホームで転んでしまった人など、お年寄りといえども急性期の患者さんばかり。
この地域包括ケア病床の制度、調べてみるとおもしろいシステムだなと思います。
要約するとこんな感じ
・手術治療後、自宅や施設に戻れるようリハビリを中心に行う
・安静、加療終了後、リハビリを中心とした治療を行い、その間に介護保険等で自宅等へ戻るための準備を行う期間を設ける
・入院費用が基本的に定額制
・積極治療が必要になったら一般病棟に連携する
リハビリのメニューも自宅に帰って生活することを想定しているので、私の様に運動機能の回復を目的としたリハビリと違って、ベッドの向きはどっちですか?など具体的なメニューでやってました。
あとは、地域や急性期病院との連携が取れていないと成り立たないというところも新しいなと思います。各病院ごとにそれぞれで独立したカルテを作るのではなく、地域でその人のカルテを共有していくのもっと進んでほしい。
2020年からマイナンバーに保険証機能が追加されますが、個人的には、開示情報を本人が取捨選択できるのであれば、マイナンバーに医療情報も追加してくれたらいいのにと思ってます。
状態に合わせて適切な病院で治療受けられれば待ち時間の軽減はもちろん、地域医療そのものの底上げになると思うのにな~
ついでにおくすり手帳の機能もマイナンバーに組み込んでほしい。普段から薬服用していない人は普通持ち歩いてないしもらってもどっか行っちゃうって。
話がそれましたが今日のリハビリメニューです。
・股関節~太もも~膝周りのマッサージ
・セッティング
軽く押す10回×5セット
3秒押す10回×5セット
・足上げ 5回×3セット
・足横スライド 5回×3セット
※反対足で足上げ、足横スライド 15回×3セットずつ
・CPM 20度~65度 1時間
足上げするのに自分の力で全く挙げられなくて、PTさんに抱えてもらいながらどうにか上げられている状況。
まだどこに力入れて良いのか理解できていない。とはいえ毎日ちょっとずつ自分の足に戻ってきているので自力でできるのも時間の問題でしょう。
また術後2日目にしてシャワーにも入れました。
リハビリもCPMも地味に汗だくになるので、シャワー入れると本当に嬉しい。
たった1日入っていないだけだけど人間に戻った感、半端なかった。